安倍元総理への銃撃殺人事件に思う

昨日、安倍元総理が街頭演説中に銃撃され亡くなりました。日本で、このような銃撃事件が、それも古都奈良で起こることを誰が一体想像したでしょうか?


言論、民主主義に対しての破壊行為であり、このようなテロ、暗殺とも言える暴力は許されないし、それも背後からの銃撃は卑劣極まりないです。

 

政治信条、思想もそれぞれ違いがあって当然、また宗教、信教も多様であります。
私たちは選挙、投票や言論(誹謗や暴言なく)決められたルールの中で戦わせ、伝えることしかありません。

 

安倍長期政権、政治活動で幾多の功績がテレビ報道などで取り上げられていますが、未だ未解決な様々な問題もあり、支持不支持は当然あるでしょう。
しかしながら、命懸けで最期まで精力的に活動された姿に敬意を払うと共に、ご冥福を心よりお祈りします。


日本では発砲事件は世界に比べて極めて少なく、警視庁の統計によると、昨年日本で起きた銃器発砲事件は10件、負傷者5人、死者1人でした。
10件中、暴力団が関与しない発砲事件はわずか2件というデータが出ています。

 

警備体制の問題も指摘されていますが、銃撃も想定した上で、2度とこのような事件を起こしてはなりません。

 

気になったのは事故の瞬間などの衝撃的な映像が繰り返しテレビ等で流されていますが、PTSDの症状を起こす人が一定数あろうかと心配されるところです。誰もが容易にスマホ撮影、SNS投稿可能な世の中で、衝撃事件の伝え方はどうあるべきなのかも考えさせらました。

 

平和で安穏な世の中を心よりお祈りします。合掌