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全国社会教化事業協会連合会 中部教区名古屋大会に参加

6月8日〜9日、平成28年度 全国社会教化事業協会連合会 中部教区名古屋大会に参加しました。当会は日蓮宗宗務院に事務所がおかれ、多岐にわたる社会奉仕と社会教化活動の支援を行っている組織であります。
大会には全国から多数集い、熊本からも熊本県社教会の園田会長様が来られご挨拶されました。

初日は昭和区にある日蓮宗 法音寺様で研修会がありました。
法音寺様の社会救済活動の歴史は古く明治42年まで遡ります。
仏教を以って世の人々を感化し救済したい」との目的でハンセン病患者の救済や孤児院、養老院などの諸施設を設立され活動が始まりました。

研修会は3人の先生による記念講演でした。
先ず法音寺ご住職の鈴木正修上人より『法音寺の福祉活動の歩み』と題してお話がありました。ご住職は日本福祉大学の理事長と社会福祉法人昭徳会の理事長でもあられます。
かつて強い感染力を持つことで恐れられ、社会から隔離されるなど過剰な差別と偏見があったハンセン病、そんな中で患者への救済活動に先師が全力で取り組んで来られたというお話をお聞きしました。

続いて日本福祉大学社会福祉学部 准教授の湯原悦子先生による『日本福祉大学スーパービジョン研究の一例〜非行少年の立ち直り〜』と題してのお話。
日本福祉大学のスーパービジョンとは、社会実践者の育成を担うことであるということ。
当大学の創始者で日蓮宗僧侶の鈴木修学先生が目指された「社会的に弱い立場に置かれた人々へあたたかい眼差しを持つこと」が現代に受け継がれ、実践されていることを知りました。

また非行が生じるメカニズムと、犯罪・非行からの立ち直りに向けた取り組みの必要性をお話されました。社会との絆を多く持ってもらうことが大切で、その1つには、非行をする時に大切な人が頭に浮かぶかが抑止となるそうです。それには周囲から愛情を持った支えが不可欠であるとのことです。

最後は、NPO法人 再非行防止サポートセンター愛知 理事長  高坂朝人先生による『非行少年は、自分と未来を変えられる』と題してのお話。
冒頭で「実は恥ずべき過去がありました」と述べられ、13歳から犯罪を繰り返し少年院にも入り、暴力団準構成員だったご自身の過去を語られました。

このままではいけない、大切な家族を守らなければという強い思いから一歩を踏み出し、立ち直りを果たされました。自分と未来は変えられると力強く仰る。でも1人では変えられない。周りの信じてくれた方々のお陰によって今の自分があるのだと‥。

現在二児の父となられた高坂先生は、NPO法人の理事長として、再非行防止のサポートを実施され、再非行を減らし笑顔を増やす活動を懸命にされています。大変貴重なお話でありました。

夜は名古屋観光ホテルにて懇親会。
余興として国際ミュージック空手連盟 闘真さんによる空手と音楽のパフォーマンスがありました。力強さと華やかが両方兼ね備えられた若い方たちによる演技でありました。

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翌日は総会があり、部門別活動報告も代表者からされました。
そして懇親会の席で集められた熊本地震に対する支援金が、九州の常任理事の方へ手渡されました。

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