師走‥走る師とは一体?

令和2年、早くも師走に入りましたね。


新型コロナの感染拡大が止まらず、ついに大阪ではステージ4に当たる赤信号が点灯されました。一体この先どうなるのでしょうか?

 

さて、師が走る12月、師がつく職業は沢山ありますが‥ここで言う師とは、僧侶だそうです。

「12月に坊さんがなぜ走る???」

 

僧侶のことを法師【ほうし】【ほっし】という呼称があります。人々に法を伝え、人の師となるべき存在だからです。

 

平安時代に貴族の間で「仏名会」と呼ばれる法会があり、一年間の罪障消滅をしてもらう為にあちこちから僧侶に声がかかり、貴族の邸に祈願に行くために走りまわったからという説があるようです。

 

12月は僧侶に限らず、どうしてもバタバタしますし慌ただしくなりますね。

 

感染拡大の中、今まさに大阪などは医療がひっ迫しており、特に医療従事者の方々は大変な中、仕事をされています。今年の師走は医師や看護師さんこそ師走に相応しいのではと思います。

早く安寧な世が訪れることをお祈りします。合掌