緊急事態宣言の解除と甲子園中止に関しての考察
関西三府県で緊急事態宣言解除で一気に収束ムードになってきた。果たしてこんな前のめりで良いのか?
感染者数は確かに減っているが、気の緩みが怖い。
第二波は、秋冬に来るという専門家もいれば、近いうちに来るという見解もある。
でも、社会経済活動をこれ以上の期間止める訳に行かず、日々の生活がかかっている方にとっては、気を緩めてもらわないことには成り立たない。
寺院の活動としても、行事や法務のあり方をどうすべきかも考えていかなければならない。当然、命と安全を守ることが前提にある。
話題は変わるが、夏の甲子園が早くも中止と決まった。
無観客試合にした所で、移動や宿舎での集団生活の中で、選手や関係者の命と安全を守る為には、致し方ないが、戦わずして甲子園出場の夢が絶たれる現実‥。特に3年生の気持ちを慮ると気の毒でならない。
選抜高校野球は、大会の2週間前に中止が決まったことで、出場予定だった選手も、ギリギリまで考えてくれたという気持ちもあっただろう。
夏の大会も決断を下すのは、来月くらいでも良かったのではないだろうかと思う。決定日の数日前には中止の方向でと、報じられていたのも腑に落ちない。球児への配慮があって然るべきだと思った。
甲子園は特別で夢の舞台である。
大人が知恵を絞り、独自の地方大会を行うこともさることながら、選抜大会出場予定校も含めて、最後に1試合でも出来るよう救済措置を出して欲しい。
最後に‥辛く悲しい経験が、新たな目覚めに繋がるきっかけとなると仏教(法華経)でも説かれる。乗り換えることで今後の人生の糧となるはず。