大阪朗門会として大本山本圀寺参拝

1月21日は、日蓮聖人の六老僧のお1人、日朗上人のご命日。毎年、大阪朗門会ではその聖日京都市山科にある大本山本圀寺で参拝しており、4回の参拝となった今年は11名でお参りさせて頂きました。雪が所々残っており、その日も底冷えがしました。

 

当会は大阪にある日朗上人縁故の御寺院様が集い平成25年に発足しました。当時初代会長として発足させたのが私の師父の先代住職でした。

本照寺も本圀寺の末寺になります。

 

本圀寺は帝都京洛における日蓮宗の古刹として勅願道場として栄え、西の祖山とも呼ばれます。

元々鎌倉の松葉谷に草庵を構え、法華堂と称されました。


ご入滅前の日蓮聖人から「立像釈尊像」と宗祖ご真筆の「立正安国論」と伊豆佐渡の「御赦免状」を「三箇の霊宝」として譲り与えられたのが日朗上人で、鎌倉松葉谷の本國寺に於いて教勢を広められます。後の日静上人の代に本國寺は帝都に移され、六条門流の基が築かれました。

 

江戸初期には水戸光圀公の帰依を受けたことで、寺号に圀が用いられるようになったと言われています。

大本山本圀寺は宗門の正嫡付法【しょうちゃくふほう】の根本道場とされ、現在に至っております。

尚、山科には天智天皇の御陵もあります。

 

その日は本圀寺の伊藤貫首様も御導師として法要、有難いお話を頂戴致しました。「仏祖へのお給仕が最も大切である」と仰っておりました。

 

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