あれから10年の3月11日「祈りの日」

11日は東日本大震災から10年、全国様々な場所で追悼式や法要、黙祷が行われました。

 

「10年節目である」仰る方もいますが、大切な亡き方に思いを捧げる日、感謝の気持ちを届ける日、私は総じて「祈りの日」だと思っています。

10年の節目だから、年忌に当たる年だからではなく、年に一度祥月命日を迎え、月に一度月命日を迎えます。どれも大切な祈りを捧げる日です。


現地に赴き法要を行うのが本意ではありましたが、大阪の自坊より、大震災追悼法要と併せて、1月23日に亡くなられた、お世話になった気仙沼「森のコテージ」オーナーの伊藤雄一郎さんの四十九日忌の法要を行いました。

 

撮影した法要の動画を岩手、宮城、福島の大切な方にもお届けさせて頂きました。そして伊藤さんにも…

 

「涙が止まらないと…」

その一雫の涙は供養の涙であり、仏様に成れる大切な慈悲の心の涙なんだと思います。

 

ありがとう…

南無妙法蓮華経 合掌

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