仏教から社会を読み説く「悪ふざけ?不適切動画の投稿」

「悪ふざけ」ネットのない時代からあったはずだが‥。

コンビニなどの従業員が、食材や商品などを使って不衛生極まりない不適切な動画を投稿、悪ふざけの域を超えていると言えよう。一度目にすると購買意欲が一気に薄れるような動画である。

こう言った投稿動画は、店側や会社にも大きな損害が生じる問題で、法的措置に訴えることも視野に入れているのも当然のことだと思う。

SNS は拡散などされることで社会に及ぼす影響は計り知れない。

注目を浴びたい。ウケ狙い。自己顕示欲からなのか?

 

仏教的に考察してみよう。

無明【むみょう】という、目が見えない状態を言う仏教用語がある。いや実際には目が見えないのではなくて、物事、事物の真相に明らかではないことを言う。つまり、物事を正しく見れない状態に陥っているのである。この無明が迷いの根本原因、煩悩の根源となる毒とされる。

一時の欲望、快楽を求めるばかりに、誤った行動に結び付いてしまうのだ。

 

このような悪ふざけばかりではない。

特にSNSをされている方は、(私も含めて)投稿する前に、一呼吸、冷静になって考えてみよう!

総じて言えることは、欲望に任せるのはなく、先ずは普段の行動から戒めないといけない。