平成最後の初講&新年会

12日は、当山で初講&新年会がありました。

初講(はつこう)とは、同一の信仰を持つ人々が集って仏典を年始に初めて講じること、読誦会を行うこと、初の仏事、法会、儀式であります。

 

元来は「講義」「講読」の「講」であり、平安時代に仏典を講読・研究する僧の集団を指すものであったそうです。お講と呼ばれ、現代に至ります。

 

初講での挨拶は、干支についての少しお話しました。

 

今年は己亥(つちのとい)であります。十二支と十干の組み合わせで60年に一度訪れます。

己とはもつれ絡まった糸を解きほぐすという意味があります。改、起という漢字に含まれているように、物事を再起、改めやり直す年にしたいものです。

 

また、亥は固いものや物事の骨格、中心を意味し、核という漢字がまさにそれを表しています。刻とすれば、心に刻む、歴史が刻まれる年となるでしょう。信仰面から申しますと、更なる信力堅固にしたいものです。

 

初講の後は、檀信徒会館で新年会をさせて頂きました。今年は住職とジャンケン大会をしました。住職に勝った方から、袋に入った景品が選べ、ゲットした順に一言述べて頂きました。中々盛り上がりました。

 

自分がやりたい事を行うよりも、人に喜んでもらえるお寺にして行きたいと考えています!

本年もよろしくお願い致します。

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