八尾図書館の今東光資料館へ行って来た!
作家僧侶はこれまで数多くいらっしゃった。現在では瀬戸内寂聴さん、玄侑宗久さんは言わずと知れた有名人だが、私の地元でもある河内・八尾市に、昭和26年から24年もの間在住され、活動された有名な作家僧侶がいた。小説家 今東光さんである。
偶々来館した9月19日は、何と今東光さんのご命日であったことを資料館にて初めて知った。
今東光さんと言えば、映画化されヒットした『悪名』の原作者。勝新太郎さんが演じた八尾の浅吉は有名となった。
資料館では、六巻ある『小説 河内風土記』が館内のみで閲覧出来る。八尾の人々や八尾を町を愛した東光さんの思いが結実した作品なので、是非入手して読んで見たいと強く思った。
また、直木賞受賞作『お吟さま』は、Kindleで読めることを知った。
他にも充実した展示が沢山あり、中でも東光さんと出会った人々のコーナーは興味深く、錚々たる面々と交流があったことが分かる。
入場無料で、私が訪れた時は居なかったが、ガイドさんから説明も聞けるそうだ。
余談だが、今東光さんが現在の八尾市西山本町にある天台院の特命住職に在任されていた時に、馴染みにされていた『美人館』という散髪屋さんがある。
私は小学生から大学生までその散髪屋さんに通っていた。当時いらしたおばちゃんがよく東光さんのお話をされていた記憶があもあるので久々に行こうかな(笑)。