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東北の旅2016 〜会いたい仲間に会いに行く〜 【福島原発被災地編】その1

震災

一週間経ってやっと書き出すことが出来たブログです。今回のブログは私が福島の原発被災地で見聞きしたことを本気で書きました。読んで頂ける方はそれなりの心構えで読んで頂ければ有り難いです。

 

 去る7月16日、我々が仙台空港からレンタカーで向かった先は約40キロ離れた相馬市だった。

2012年10月、私は妻と相馬市まで行ったがその先へと車を進めることをしなかったのは、正直言って、目に見えない放射能という存在に恐れをなしたことも理由の一つにあった。


その後、実際現地に足を踏み入れ、知っておかなければならないという思いが募っていった。訪問せずして福島について、原発について私は何も語ることができないと思ったからだ。

 

そこで、ネットでツアーを調べ、相馬市にあるNPO野馬土【のまど】さんが取り組んでいる福島第一原発20キロ圏内、約4時間のツアーに参加させて頂いた。


野馬土プロジェクトとは、「福島の被災農家を支えよう」「相馬に復興の砦を築こう」ということで地域活性化運動に懸命に取組んでおられる。


私が運転するレンタカーの助手席にガイドさんが乗車頂き案内して頂いた。

 

車内で「福島の悲しみを知ってください」と書かれた原発被災地ガイドブックを購入し、最初に向かった先は南相馬市だった。

 

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先ず放射能汚染についてのお話があった。福島の米、野菜、魚は全てしっかりと放射線量の検査がされ、安全なものだけが出荷されているということをお知りおきいただきたいとのお話だった。

 

だが直後、衝撃的な事実を知らされる。

 福島において、甲状腺ガンや疑いのある子供さんたちの数は急増しているが、行政は原発事故による放射能の影響との因果関係を認めようとはしない。ネットなどの記事で知ってはいたが、実際現地のガイドさんからそれを聞くと信憑性が増す。

 

そういったお話を聞きながら、白い作業着に身を包み除染作業をされている幾人もの姿があった。

 

除染は主に平地で行われ、表土を削り取り除去し、運んで来た山土が敷かれる。色が変わっているので直ぐに分かる。除染作業で出た汚染土などはフレコンバックという黒い袋に入れられ、仮置き場にどんどん積まれて行く。除染が進むほどその量は増える。

 

フレコンバックは、数年間風雨にさらされると当然劣化する。漏れ出すことで二次汚染が懸念される。

その異様な光景と、中に入っているものを想像すると恐ろしくなってくる。

 更に森林や急斜面は事実上不可能ということで除染はなされていないことも知った。

 

南相馬市小高地区と浪江町の境にある牧場で車を停めた。我々がそこで見聞きしたことは衝撃的であった。

 

つづく

 

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