境内にある高安古墳群の見学に来られた

 

昨日は近畿文化会御一行様、約30名もの方々がご来寺され、本照寺境内にある古墳を見学されました。当古墳は、高安古墳群(高安千塚古墳群)の1つで郡川30号墳という名称が付けられており、古墳時代後期に造られた古墳だそうです。

 
高安古墳群(高安千塚古墳群)は、高安山の麓に分布する古墳群で、6世紀から7世紀にかけて造られ、国の史跡にも指定されております。現在323基が知られ、全国的にも群を抜いて大きいそうです。古の先人たちの生活や信仰心に思いを馳せることができます。
 
因みに当山の本堂には江戸時代に身分の高い方が乗っておられたお籠が展示してあり、自由に見学ができます。古墳時代から江戸時代まで楽しむことができますよ。
 
その日は、始めに私がお寺の歴史について簡単にお話させて頂いたのち、今回講師の京都橘大学文学部教授の一瀬和夫先生による説明がありました。
小雪が舞い散る寒い朝でしたが、天気が良く空気も澄んでいたので境内から大阪平野が綺麗に一望でき、アベノハルカスや大阪港、六甲山まで眼下に望め、皆様喜んでおられました。
 
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