盂蘭盆施餓鬼会の行事があった

今日は自坊で盂蘭盆施餓鬼会がありました。

午前中は初盆会施餓鬼法要、有難いことに檀家さんより2月に遷化した先代住職へのご供養もたくさんして頂きました。

そして午後からは、今メディアからも大注目のフルーツアドバイザー、元東大教員の中野瑞樹先生に『健康とフルーツ』、その中で「果実のお供え」の心得についてもお話頂きました。

 

 

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その後、2時からは盂蘭盆施餓鬼法要がありました。

 

盂蘭盆施餓鬼法要で行う水向供養は、渇きの苦しみの状態から餓鬼道で苦しむ人々を救うために、清らかで冷たい水を供養します。一人しか飲めない小さなコップではなくて、大きな鉢やお椀でお供えすることに意味があります。

 

餓鬼道に堕ちた人々が苦しみから救われることを祈り、供養し施す意味で施餓鬼という法要があるのです。

施餓鬼法要の際、お菓子や果物、飲み物等をお供養としてお供えし、他の多くの参拝者や僧侶にも施すことに大きな意味があります。
 
大切なことは自分や身内が救われたらそれで良いのではなく、全ての人々の幸福を願うことであります。
 
多くの方のお力添えによって今年の盂蘭盆施餓鬼会の行事が無事に終わったことを感謝します。合掌
 

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