大阪チャリティー被災地訪問記 〜第3話〜 「陸前高田市図書館でのライブ♪」
私とシンガーソングライター泉たくとさんの呼びかけに賛同して頂いたお2人と合わせ4人のメンバーが揃った。これが今回の大阪チャリティーボランティア有志チーム。少数だが、今回は1人1人がその能力をいかんなく発揮して頂いたと思っている。
その中の藤井さんという女性は、昨年お寺でのチャリティーライブにもゴスペルコーラスメンバーとしてご参加頂いた。彼女の呼びかけで、大阪府松原市の社会福祉法人パオパブ福祉会えるでさんの皆さんに手作りクッキーを作って頂いたり、賛助を松原市内の小中学校、教育委員会などに呼びかけ集めて頂いたりした。クッキーの袋には一つ一つ応援メッセージが書かれたシールが貼られていた。現地には来れなくても、遠く離れていても応援しているという想いが我々にも伝わって来て嬉しい気持ちになった。
昼食は、陸前高田未来商店街の鶴亀鮨さんに決めていた。実は昨年10月に訪れた際にも食べに行かせてもらい、その時に書いたメッセージも貼ってあった。我々のことを大将もよく覚えておられた。
その後、陸前高田市図書館でのライブにねじりハチマキをしたまま来て頂いた。それも紙テープをいっぱい手に携えて…。なんか我々の方が逆に応援してもらっている感じで感動した。勿論、鶴亀鮨のお寿司は最高に美味しかった。
陸前高田市立図書館ふらっと広場は、赤いパラソルと背後にはパリのシャンデリゼ通りの壁画があり、まるで晴天の昼下がりにヨーロッパのカフェにいるような雰囲気を醸し出している。そこで2時から始まった泉たくさんによる弾き語りライブ♪
図書館からのご協力呼びかけも頂き、菅野館長さん、スタッフの皆様含め、暑い中30名近く聴きに来て下さった。副主幹の長谷川敬子さんにも窓口になって頂いたり、進行なども頂いた。感謝感謝である。
前席にいたおばちゃんが仰った。「晴天になったのは、あなた達の普段の行いが良かったからだよ」始めの天気予報によるとその日は雨模様だったとか…。
事前に大阪からお送りさせてもらっていた手作りクッキーを配らせて頂き、飲み物は図書館の方で出して頂いた。ライブは予想以上に盛り上がり、予定時間を超過しアンコールまで頂いた。
音楽ってやはり人に感動や勇気を与えてくれる。泉たくとさんとも震災後一緒にずっと活動させてもらっているが、その歌声には、被災地への熱い想いと祈りが込められいる。ゆえに「祈りと音楽」の支援活動と銘打って開催ができているのだと思う。
尚、私のYouTubeページでライブの模様もご覧になれます。
つづく