六友会の親睦旅行で鞆の浦に行って来た
妻の実家が福山市で、正月に帰った際に下見し、旅行会社とも打ち合わせをして備えた。
しかし今月1日に、思いもかけぬ、突然住職である父が亡くなった。
周りのお寺さんからは「中止にしたら」とのお声も頂いた。その判断は私に委ねられ、葬儀が終わって考えた結果、開催することに決めた。
昨秋に旅行の行先が決まった時、父も同席していた。私が幹事ということで、それ以来気にかけてくれ調子が良かったら行くこともほのめかした。
父の四七日忌法要が27日にあり、旅行は25日〜26日なので行ける。これは「行って来い」といういう意味なのかなと思った。
最終的に6名の参加となった。
昭和20年の戦火で焼失したが、昭和41年に復元された。南面する城郭は美しく、誇らしげに聳えていた。
シャトルバスで鞆の浦に移動、宿泊先は景勝館漣亭。
昨日は天候にも恵まれたので散策もしやすかった。そこは瀬戸の美しく穏やかな海と、古い町並みの歴史が凝縮された景勝地と言われる港町。
原作はあの重松清さんの名作で、只今放映されているTBSドラマの『流星ワゴン』のロケ地としても注目を浴び、昨日も多くの観光客の姿が目についた。