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夢は叶うプロジェクト東北ツアー 〜最終日〜

東日本大震災から3年半が過ぎて人々の関心度も薄れつつあるが、これは日本国全体が抱える大きな問題だと思う。マスコミ報道等にも責任があろう。
太平洋戦争以来の第二の敗戦という評論家もいるくらいの非常事態が起こってまだ3年7カ月しか経っていないのである。
‥であるなら、先ず国が住民の意見に耳を傾けながらもっと復興に力を注入すべきである。それに付随し国民も応援していく形が理想である。

そんな中でも、多くの方々が組織として、また個人として活動されていると思う。
でも無理な支援活動は長くは続かないのは実感している。
気仙沼ライブの締めの際にもお話させて頂いたが、忘れないことと各々が出来ることをしていくことが大切だと思う。

台風一過の最終日は、朝から陸前高田市を訪れた。先ずは陸前高田市仮設図書館、繋がりのある私が案内させて頂いた。

話せば長くなるが、2012年6月に同志社大学で開催された陸前高田市の戸羽太市長の講演会に参加させて頂いたことで、NHKドラマの深田恭子さん主演のモデルにもなった豊中市社会福祉 協議会のコミュニティ ソーシャル ワーカー勝部麗子さんと繋がった。

その後、勝部さんの紹介を通じて図書館を尋ね訪問することができた。そこで対応して頂いたのが副主幹の長谷川敬子さんで、図書館でインタビューさせて頂いたりお話を聞かせてもらっている。
お陰様で「陸前高田市図書館ゆめプロジェクト」のことなどを、大阪の宗門内や自坊など色々な場で伝えることができた。

昨年3月、日蓮宗大阪市社教会主催で図書館を訪問した際のブログ↘︎

その日はお忙しいところ、菅野館長様による貴重なお話を頂いた。館長さんは震災当時、気仙小学校の校長をされ、児童らの命を守るため尽力された。また大津波で図書館は壊滅被害を受け、7人の職員が亡くなり、多くの蔵書が流されたことなど当時の状況をプロジェクターを使って説明頂いた。
その後、仮設図書館を見学した。

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図書館を後にし、語り部さんのお話を聞きながら市内を周った。
70歳を越えられた男性の語り部さん、当時は震災が起こる前、高田松原にある道の駅におられ、もう少し地震が早く発生していたら、今こうして語っていなかったかも知れないと言われた。
そばに設けられた東日本大震災追悼施設」があったので、合掌し祈りを捧げた。

海の近くにある中学校、危険を感じた校長は、保護者が迎えに来るまで待機というマニュアルに依らず、より高い所に生徒を早く避難させ全員助かったという話を知った。毎回陸前高田に来る度にここの中学校の生徒さんは無事だったのかと案じていただけに、一連のお話を聞き安心した。

語り部さんが最後に仰った言葉が心に響いた。
「全国の皆さんから頂いたご支援に対して御返しできることは、私たちがしっかり前を向いて生きて行くことであります…」

陸前高田は巨大ベルトコンベアが完成し、復興作業が急速に進められていた。本来ならダンプカーで何往復もするところ、一度に大量の山土を運ぶことができることでスピード化が見込まれる。
他の被災地との格差を感じざるおえなかったが、東北被災地の復興は、全体を俯瞰して見なければならないと思った。

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昼食は陸前高田未来商店街へ、鶴亀鮨さんで美味しい海鮮丼を食べることができた。仲間とのツアー最後の食事は一生忘れないだろう。「また来ます!」と言ってお店を後にした。
皆さん前を向いて頑張っておられるのだ。

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ありがとう、そして再び!


おわり