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広島訪問 その2

安佐南区八木にある日蓮宗の龍華寺様の堂宇が甚大な被害を受けたことを知ったのは帰阪してからだった。土砂・流木等の瓦礫が、3階部分まで達しているとのことだ。
お見舞いを申し上げると共に、早期の復旧を願うばかりだ。
全国日蓮宗青年会さんのHPで9月8日(月)に撤去等の作業を行うとの情報を入手した。既に支援活動で動かれている僧侶達がいる。ボランティアの募集もお願いしている。

宇佐南区八木は今回一番被害の多かった地区。
国道から山手の方を見ると削られた山肌が…。土砂災害の凄まじさが遠目で見ても伺えた。
細かい雨が降り続く中、その日も救助隊や多くのボランティアさんの姿が見られた。
テレビでは建物が倒壊した山間部の場所が多く映し出されていたが、JR可部線の線路やその周辺まで土石流が流れた痕跡があり、土嚢もあちこちに積まれていた。被害は広範囲だったことが分かる。


実際、東日本大震災被災された方が仰っていた。
「状況をお伝えする為に撮影するのは良いが、中には被災された家がSNS上で写っていたりする。被災した自分の家をバシバシ写真撮ったり、ネットで流されている画像を見ると悲しい」
もし、それが思い出がいっぱい詰まった自分の家ならどう感じるだろう。当事者の立場に立って想像力を働かせることが大事だと思った。私も東北の被災地で撮影したりして来た。気を付けなければならないと反省している。

専門家によると今回土砂災害が起こった山は、まさ土という多くの水分を含みやすい特色があるそうだ。急勾配で険しい山が連なり、山裾に住宅が建ち並んでいると言った感じである。素人目で見てもこれは危険だと感じた。

近年、突然の記録的豪雨が起こりやすくなった日本。今回はたまたま広島市だったが、山がある地域は何処で起こってもおかしくはない。行政による規制の見直しは当然のことであるが、危険性のある場所に住まれている人は防災のため、命を守るために尽力すべきである。利益、利便性よりも人命である。

広島平和記念公園へ移動し、原爆死没者慰霊碑前で慰霊供養、原爆ドーム前では被災地に向かって、戦争・原爆の犠牲者並びに、今回の土砂災害の殉難者に対し回向供養をさせて頂いた。

依然として小雨が降り続く広島市内だった。

おわり

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