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〈クイズ形式〉お盆のお経参りはなぜ棚経なのか?

いよいよ、8月お盆真っ盛りということで、この時期は帰省に旅行、レジャーなどの予定があり、楽しみ満載の時期ではないでしょうか?

一方で仏教僧侶にとっては、一年で最も忙しい時期でもあるでしょう。
それは「棚経」【たなぎょう】と言われる任務があることが大きいでしょう。

そこで問題です。なぜこの時期の僧侶のお経参りは『棚経』と言われるでしょう?適切な答えを次の中から選んでください。

A. 平安時代、貴族の屋敷に先祖供養の為に僧侶が呼ばれ、その際に読まれたのが『棚経』という経典名だったから

B. 飾られた精霊棚【しょうりょうだな】の前で僧侶がお経を唱えて供養を捧げることから

C. 元々は棚行で、この時期は僧侶にとって年末の棚卸しにように忙しく過酷で、ある意味修行でもあるから


お分かりになりましたか?

答えはBです。

棚経とは、お盆の時期に檀家さんや信者さんの家々を訪れ、飾られた精霊棚の前で僧侶がお経を唱えて供養を捧げることです。「精霊棚」って何だろうと思われる方もいらっしゃると思いますので簡単に説明します。
それはお盆にご先祖の霊を迎える為に供物を飾る棚のことで、盆棚とも言われます。昔は仏壇を利用せず、家の庭先や座敷に設え、祖霊をお迎えする祭壇でした。近年では仏壇の前に設えるようになったようです。

Aの『棚経』という名の経典はありません。

Cについては、実際「棚行」と表記すると思われている方もいらっしゃるようです。
修行の行でもあり、修行のイメージがあるのでしょうか?
まあ、この猛暑の中、今年に限っては台風による雨にも負けず、風にも負けず、一軒一軒家々を回るのはある意味修行なのかも知れませんね。

…と、この時期くらいは坊さんらしいブログも書かないとね(笑)。