ご馳走になった恵方巻き 〜その習慣と起源とは?〜


今日はテニス仲間とテニスをして汗を流した後、巻き寿司(恵方巻き)をご馳走になり美味しく頂きました。

「あっ、そうか今日は節分だったんだ」

今年はお寺の節分の行事(星祭り)は2月1日にあったので、節分が終わった感覚でいました。


節分の日は暦の上で春を迎える立春の前日にあたるということで、多くの神社仏閣において一年の災難を払い、厄を落としたり無病息災を祈ったりします。神社に限らず豆まきは行事として各地で行われています。

また節分に、太巻きをを恵方巻きと言って食べる習慣があります。これは特に大阪を中心とした地域で盛んなようです。他の地方はどうなのでしょう?


恵方とは、その年の幸福を司る陰陽道の神である歳徳神【としとくじん】のいる方角のことで、その年の最も良いとされる方角だそうです。今年の恵方は「東北東やや右」とのこと‥。


今日はテニス仲間と食べながら恵方の話にもなり、もうしゃべって食べている地点で運が逃げていくんでしたよね?(笑)

あと、「まるかぶり」と言われるように丸かじりすることに意味があるそうで、切ってしまうと縁が切れるので良くないそうです。


正直言って僕は恵方巻きにはあまり関心がありません。仏教とも関係性がありません。

なのであまり知りませんでしたが、知識として知っておいた方が良いと思い帰って少し調べました。


発祥の地はやはりと言っていいのか?大阪だそうです。

江戸時代の終わり頃に大阪の商人たちの祈願事がきっかけとか、大正初期に大阪の花街で食べられたとか、大阪の船場で女性が太巻きを丸かじりしたとか‥‥また近年になって広島県セブンイレブンが始めたとか、諸説があるようです。

何れにせよ商売繁盛や厄払いの意味合いで、その習慣が始まったそうです。


因みに、我々が恵方巻きを注文したそこのお寿司屋さんは、予約に追われており朝から多忙を極めておられました。


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